10/16の殺陣講座風景です。
新規の方が多かったため、基本動作の確認が主な内容になりました。
殺陣と剣道の動きで決定的に違うのは
剣道では
剣を「打つ」動作が大切なことに対し
殺陣においては「斬る」ことが重要だというところです。
殺陣で「打つ」動作をするのは
剣の「峯」を使う場合だけです。
(刃の側面も使えますが話がややこしくなるので割愛)
剣殺陣で打つ動作をしてしまうと
「刀」で戦っているのではなく
「棒」で戦っているように見えてしまいます。
ドラクエ的に言えば
「ひのきのぼう 10G 」 と
「はがねのつるぎ 1500G」
くらいクオリティに差ができてしまうのです。
私としてはやはり
ひのきのぼうで戦うより
はがねのつるぎで戦ってもらいたいので
剣殺陣をする際は
「斬る」ということを
心掛けて動いていただきたいと思います。
剣殺陣の上手い人は
例外なく剣で相手を「斬って」います。
ただ一生懸命に振り回しても
切れる武器には見えませんので
お気をつけ下さい。
でも本物の日本刀は
ただ振り回すだけでも切れるんですけどね・・・